一昨日行った療育アドバイザー松本先生によるアナログゲーム療育の模様をお伝えします♪
いつも通り、2グループ×2テーブルに編成し、セッションを行いました。
ではさっそくグループ①の様子から。
手前のテーブルはめぐみ先生主導で、クマさんの神経衰弱テディメモリから。奥のテーブルは松本先生主導でダンシングエッグからそれぞれスタートしました。
↑こちらがテディメモリ
↓こちらがダンシングエッグに使うタマゴです。松本先生のマジックショーを見ているようです(笑)
2ゲーム目は、めぐみ先生テーブルで色認知を促すフィッシングゲームを、
松本先生テーブルで、すすめ!!海賊さんを行いました。
こちらは、スゴロク系のゲームで、相手を読んだり、リスクとリターンを考える能力が求められます。
続いて、グループ②の様子です。
手前のテーブルはかえで先生主導で、カードを積み上げてタワーを作っていくキャプテンリノから
奥のテーブルは、松本先生主導でファイヤドラゴンからそれぞれ行いました。
当時なかなかゲームに入れなかったお子さん達も、今ではすっかり集団の中に入って、ゲームを楽しめるようになりました。
2ゲーム目は、かえで先生テーブルで微細運動の良いトレーニングになるベルズを、
松本先生テーブルでレシピを、それぞれ行いました。
レシピは、各自、自分の秘密レシピにもとづいていち早く料理を完成させるべく、具材を山札から引いたり、誰かが放出した具材を拾ったりして集めるゲームです。
とても楽しみながら取り組んでいたのが印象的でした。
しかし楽しいことばかりではありません。時には負けて悔しい思いができるのもアナログゲーム療育の良いところです。
中には負けを受け入れられずパニックを起こすお子さんもいます。決してそれを克服してもらうという療育ではありません。
ゲームの負けや失敗、思い通りにならない時、それを受け入れて耐えるのでなく、自分で気持ちの切り替えができるようになることが療育の目標です。
時には自らその場から離れ、かわすことを覚えるのも大切ですよね。
大人になる前に、早期にこの辺のことをアナログゲーム療育を通じて養っていければと考えています。
引き続きアナログゲーム療育を宜しくお願いいたします。<m(__)m>
オルオルハウスかすみ