昨日行ったパステルシャインアートセラピスト・臨床美術士の佐藤先生によるパステルアート教室の模様をお伝えします。

今回のテーマは「こいのぼり」です。街でこいのぼりを見かける機会も多くなってきましたね。

実は、東京都が出している「放課後等デイサービスガイドライン」の総則 ②基本活動 イ創作活動の中に「創作活動では、表現する喜びを体験できるようにする。日頃からできるだけ自然に触れる機会を設け、季節の変化に興味を持てるようにする等、豊かな感性を養う。」とあります。

オルオルハウスで行っているパステルアート教室は、この指針にぴったりの療育プログラムです。

ただ絵を描くことを目的とはしていません。「療育」である必要があります。

・「表現する喜びを体験」だけにとどまらず、作品を完成させることによる「自己肯定感」を醸成する

・季節変化に興味が持てるように、テーマはできるだけ季節に合ったもの、また季節行事を意識したものにする

・様々な色のパステルを極力自由に使ってもらい、豊かな感性を養う

以上の事を意識して、療育プログラムを行っています。

さて、うんちくが過ぎましたでしょうか?(笑)

前置きが長くなりましたので、レポは写真中心に教室の模様をお伝えしますね(^^♪

1テーブルに用意されたテンプレート(黄色い型)を使って、パステルを削り、コットンにパステルのパウダーを付けて、好きな色をのせていきます。

それでは、それぞれのお子さんの創作の様子をお楽しみください♪

2

3

4

6

7

8

10

11

12

14

15

16どうですか?どのお子さんも、色んな色を使い、とても集中して取り組んでいますね。

佐藤先生やスタッフが付き添いながら、パステルの質感を感じ、色を感じ、季節を感じ、表現する喜びを体験しています。

そして、作品を完成させることで「僕にもできた。私にも描けた」と自己肯定感が養われます。

それでは、お子さん達が描いた完成作品の一部をご紹介いたします。

18淡くやさしいものから、元気良く発色のきれいなこいのぼりまで、とっても素敵な作品が出来上がりました。

ぜひご自宅に持って帰ったら、5月5日までお部屋に飾ってあげてください。そして街でこいのぼりを見かけたら、お子さんに「この前、オルオルで描いたのと同じこいのぼりだね。」と季節を感じさせる声掛けをお願いします。

「屋根よ~り~高~い こいの~ぼ~り~♪」

オルオルハウスかすみ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です