昨日行った療育アドバイザー松本先生によるアナログゲーム療育の模様をお伝えします。
さっそくグループ①の様子から。
4月より、松本先生はアナログゲーム療育講師を継続しつつ、オルオルハウスかすみの環境設定、個別支援計画やアセスメントシート作成の助言、スタッフの指導など多岐にわたるアドバイザーとしてオルオル全体の専門性向上(サービスの質の向上)の為に務めていただいています。
グループ①は、オルオルのスタッフがゲームを進行し、松本先生が隣につき、声掛けの仕方や支援を直接しながら、それを見てスタッフも学ぶ形を取りました。
スタッフの支援レベルアップを図るのが狙いです。
初めての利用だった○○君。ゲーム療育にすっかりハマっている様子でした。
このお子さんは、毎回ゲーム療育に参加していますが、当初と比べてかなり長い時間落ち着いて座ってゲームに参加できるようになりました。
続いてグループ②の様子です。
グループ②は主に固定級に通うお子さんを中心に編成し、少し高度なゲームにチャレンジしました。松本先生によるルール説明をしっかり聞くことが出来ました。
こちらはキャプテンリノです。カードを積み重ねていき、みんなでタワーを作るゲームです。
今回初めて利用するお子さんもいたため、アセスメントの(そのお子さんの現状を正確に把握し、評価する)目的も含めて他にも下記のゲームを行いました。
アナログゲーム療育の最大の特徴は、指導員対児童の指示・指導ではなく、お子さん達同士でコミュニケーションを図りながら、主体的(自発的)に取り組めることです。
「受動的にやらされること」と「能動的に自らやること」では、吸収に大きな違いがでることは言うまでもありません。
また先に触れたように、アセスメント(そのお子さんの現状を正しく把握し、評価すること)にも役立つツールです。
今後、オルオルハウスでは松本先生ご指導の元、アナログゲーム療育の可能性を研究すると共にサービスの質の向上に努めてまいります。<m(__)m>
<番外編>
恒例になってきた番外編。
今回は、オルオルの「終わりの会」の1枚を載せたいと思います。
みんなが所定の位置について、三角座りできるまで、会が始まることはありません。(始まりの会も同様です。)
開所当時はなかなか座らずにうまく行きませんでしたが、座る位置を視覚的に色テープで示し、スタッフの促し方法を工夫したことで、今ではしっかり座って先生の話を聞けるようになりました。
ちなみに赤いテープの枠には17時お帰りのお子さん達に、青テープの枠には18時お帰りのお子さん達に座ってもらうようにしています。そして当日楽しかったことなどを共有した後、どの送迎車のどの位置に座るかをホワイトボードに図示してある座席表を見せながら先生が説明しています。
最後は中遊びの1枚でしめたいと思います。
そうそう、先日大量のパズルを大人買いしました(^^♪
本日初めて利用した○○君はとてもパズルが上手でしたよ(^^)/
オルオルハウスかすみ