今回、療育アドバイザー松本先生が行ったアナログゲームは以下の7種類です。
・スティッキィ
・ベルズ
・ダンシングエッグ
・テディメモリ
・メイクンブレイク・キャプテンリノ
・雲の上のユニコーン
ここでそれぞれのお子さんの現状を紹介します。
<A君の現状>
・スティッキィでは、ルールの理解、順番を守ることは出来ていた
・個々のつながりや関係性が理解できていない
・他者の行動にあまり興味を示さず、他者意識がうすい
<B君の現状>
・テディメモリでは、松本先生が提示したカードと同じカードを、誰よりも早く見つけ、めくることができる
・すごろく(雲の上のユニコーン)では、サイコロを振り、1だと1コマ進めることができるが、2以上になると間違えることがある
・あえて先生がルール変更すると、B君は適応(修正)する能力を持っている
<C君の現状>
・順番を守ることができる
・参加しては離れて、また参加しての繰り返しであったが、ゲームをしている空間に30分居ることができていた
・メイクンブレイクの積み木やテディメモリのカードなどの図形に興味を示す
これは一例ですが、ゲームを通じて、個人ごとに発達レベルや現状を分析し、課題を設定していきます。写真で指導員がノートを取っているのは、個人の行動を細かに記録しているためです。
前回お伝えした通り、2月からは毎週水曜日に固定します。
水曜利用のお子さんの発達レベルや現状を記録・分析し、課題を設定するためです。
今後は、発達レベルや特徴に合わせてグループ分けし、その子に合ったアナログゲーム療育を行っていき、成長の過程を見ながら、一歩一歩階段を上って、長期目標の達成につなげていけるよう支援していきます。